第九回無料中国茶教室(阿里高山茶)の風景

第九回無料中国茶教室(阿里高山茶)の風景

2021.4.26
中国茶教室
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いつもありがとうございます。伊豆高原Natural Chinese一茶一酒でございます。

 

先週の水曜日(4月21日)に、感染対策をしっかり取った上、無事に第九回無料中国茶教室を開催致しました。多数の申し込みを頂き、誠にありがとうございます。定員で4月期に参加できなかったお客様は、ぜひ5月期を早めにお申込下さい。第十回は、5月の第三週の水曜日に行う予定です。

 

さて、第九回のテーマは阿里高山茶です。前半はレクチャー(教室について、基本知識、本日のお茶、使用する茶器に分けて)、後半は実技の構成でした。

 

阿里高山茶の分類は烏龍茶、代表的な烏龍茶:武夷岩茶、鉄観音、鳳凰単叢、凍頂烏龍茶、東方美人などから前半のレクチャーを始めました。高山茶とは、海抜1000m以上の場所で栽培された茶葉から作られたお茶を高山茶と呼ばれ、凍頂烏龍茶は標高800mの場所で栽培されて、それよりも高いところで栽培されているので、高山茶と呼ばれる説などを紹介致しました。高山茶は1980年代(1970代後半という説もあり)から始めたお茶で、歴史の浅いお茶に皆さんがびっくりした様子です。

 

後半の実技に、クオリティの高いお茶を使用したため、時間の関係で、4煎を入れましたが、まだまだ茶水の色が良くて、味もしっかりしていたため、皆さんが捨てるのにもったいないと言っています。さすがにお茶に詳しい皆さん、清香や濃香、中国内陸と台湾における鉄観音の定義の違いなどまで質問をされました。嬉しい限りです。

 

中国茶教室を開く理由の一つ、伊豆の中国茶に興味を持つ方々に近くで中国茶を触れるチャンスを作りたいと思って、始めたことなので、ここまで質問されると、やりがいを感じながら、自分もより一層頑張りたい、燃えた感じです。5月に紅茶(寺山紅 和)の予定で、どのような質問をされるのか、とても楽しみで、ワクワクしています。

 

このような感じで、第九回無料中国茶教室を無事に開催できました。

では、また五月にお会いできるのを楽しみにしております。

 

2021年4月26日

一茶一酒 ありす