いつもありがとうございます。伊豆高原Natural Chinese一茶一酒でございます。
今月の第三日曜日~4月17日に、感染対策をしっかり取った上、無事に第17回無料中国茶教室を開催致しました。
今回のテーマは平水珠茶(緑茶)で、いつものレクチャー、試飲以外に、茶摘み体験を行いました。
実は、今回ギリギリでテーマを変えました。今月の予定は、中国十大銘茶の1つ碧螺春の予定でしたが、試飲会の時に、お茶会のために購入したお茶の品質に満足せず、ずっと碧螺春を探していましたが、残念ながら、手にいれなかったです。
このまま皆さんに失敗例として紹介するのか、お茶を変えるのか、ずいぶん悩みました。最後は、やはり自分で満足できないお茶を皆さんに飲んで頂くことが許せなくて、急遽同じ緑茶で、当店のルートで仕入れたワンランク下ですが、とても品質の高い「平水珠茶」にしました。
左側の写真から、平水珠茶の茶葉、茶水、茶殻
そして、その満足できない「碧螺春」は、失敗例として淹れて、皆さんに飲んで頂きました。苦味と苦味の違いを比較することで、よく理解できたと思います。皆さんもなるほどと納得した様子です。いい失敗例だったかもしれません、笑。
川嶋さんは碧螺春を淹れて、私は平水珠茶を淹れました。
当日キャンセルが多かったため、少人数での開催でした。せっかくなので、茶摘み体験をして頂くことにしました。
清明節前のお茶はとても貴重で、値段もとても高いです、「明前茶」と呼ばれます。私たちが摘んだ時期は、4月17日で、清明節の後ですが、穀雨の前なので、二番手という感じです。笑。皆さんに摘むポイントを説明して、通常は一芯二葉で、少し伸びたから、一芯一葉と一芯二葉、茶葉の状態を見て、ご自分の判断にしました。20分くらいで体験が終わり、その日のうちに、萎凋工程に入って、次の日に炒る工程に入りました。今回も川嶋さんが作ってくれました。来年から、本格的に、一茶一酒の炒青緑茶を作ろうかなと考えたりして、とても楽しい時間でした。
参加者の皆さんも初めてお茶を摘む人が殆どで、貴重な体験出来て良かったと教室の後に連絡して頂いて、嬉しいことですね。
左側から、茶摘みの風景、摘んだ茶葉、萎凋中。次回、そのお茶どうなっているのか、ご報告いたします。
このような感じで、無事に第17回無料中国茶教室を開催致しました。楽しい時間を過ごせて、皆さんに感謝しています。
ここで無料中国茶教室に関するお知らせをさせて頂きます。一茶一酒は5月月末に再開する予定をしているため、今準備している最中です。日程がとてもハードで、無料中国茶教室を開催する余裕がなくて、大変申し訳ございませんが、5月の無料中国茶教室をお休みさせて頂きます。順調であれば、6月に開催したいのですが、営業再開の最初の一ヶ月はバタバタする可能性が高いため、遅ければ7月になると思いますが、できるだけ早く無料中国茶教室を再開できるように頑張ります。
17回まで付き合って頂いた方々、心から感謝しています。皆さんのおかげで、毎回楽しくて仕方がないです、次にお会いできる日を心より楽しみにしています。また6月の1日に、6月の開催有無について、アナウンスをします、またブログをご確認頂きますようお願い致します。
では、次回皆さんにお会いできることを楽しみにしております。
2021年4月26日
一茶一酒 ありす