第十六回無料中国茶教室(古樹プーアル茶)の風景

第十六回無料中国茶教室(古樹プーアル茶)の風景

2022.3.31
中国茶教室
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いつもありがとうございます。伊豆高原Natural Chinese一茶一酒でございます。

今月の第三日曜日~3月20日に、感染対策をしっかり取った上、無事に第16回無料中国茶教室を開催致しました。

今回のテーマは2006年の古樹プーアル熟茶(七子餅茶)で、第16回に16年熟成のプーアル茶にしたのは、偶然です、今書いて気付きました。素敵な偶然です。

流れはいつも通り、ガイダンス、レクチャー、試飲という三つの構成でした。

 

ガイダンスで、自己紹介をさせて頂いて、そしてなぜ中国茶教室を開いているのかについて、お話をさせて頂きました。

一番大切な理由は中国茶が大好きだからです。今は中国茶無しではいられなくなっています。中国茶の奥深い、神秘で、面白い世界をぜひより多くの方に感じて頂きたいと思って、気軽に参加できるこの無料中国茶教室を継続しています。

最近になって、一つ大きな決心は、茶の道を極めることに力を入れると決めました。お茶は健康にいいからという簡単な理由で、趣味程度で始めましたが、勉強して6年目になった今、お茶は一生歩む道だとやっと確認できました。『日本人の心、伝えます』(千玄室著)の中に茶道について、このような記述があります。茶道とは、見栄えや欲をできる限り捨てて、己の心を見つけるための道筋です。オープン当時、一茶一酒を有名店にしたい、星を取りたいなど、考えていました。休業中に、本をコツコツと読んで、そしてひたすらお茶を淹れて、この繰り返しの中、本当の気持ちを分かりました。最初からそういう気持ちだったかもしませんが、欲に囚われて、はっきりと見えませんでした。一茶一酒を「スタッフが幸せになる場所、そしてお客様が感動する場所」にする。今後この一点のみでやっていこうと決めました。

仕方がなく休業をしていましたが、大きな気付きができて、本当に良かったです。自分には必要不可欠な試練だったでしょうね。お茶と向き合う日々に、感情整理ができて、己の心を見つける、これこそがお茶の一番の魅力だと感じました、おまけに身体にもいい、これ以上いいものはないと思います。少し脱線しましたが、本題に戻ります。(笑)

 

ガイダンスの後に、本題に入り、前半はレクチャー(プーアル茶について)、後半は試飲という構成でした。

今回は2006年モウ海産の古樹プーアル熟茶を使用しました。茶葉は、茶色と黒色が混ざっていて、茶水は、濃い赤~黒に近い色、香りは、樟(くすのき)と連想される香り、陳香が分かりやすい。口当たりがまろやかで、プーアル茶が苦手だと思わる方でも受け入れられるハイクオリティのプーアル茶です。ちょうどその日は雨で冷えていましたが、飲んでいるうちに身体がぽかぽかになりました。

プーアル茶の分類や、由来、プーアル生茶と熟茶について、お話をしました。そして、プーアル茶は寒い季節に適していて、合う料理は揚げ物や油の多い料理など、その科学根拠も説明致しました。普段あまり触れない話で、皆さんが興味津々にきいてくれました。入門編にしては少し難しい内容だったかもしれません、できるだけ分かりやすく説明しようとしていますが、プーアル茶になるとどうしても掘れば掘るほど出てくるので、これからの工夫次第です。

 

後半は試飲です、私と川嶋さん二人で淹れて、皆さんに飲んで頂く形です。今回は蓋碗を使用して、時間の関係で5煎まで淹れました。プーアル茶はかび臭いというイメージはありますが、決してそうではありません。どちらかというと、少し土に近い香りかもしれません。かび臭いと感じるのは、そもそもお茶が悪いか、保存が悪かったかのどちらかにしか考えられません。一煎目は香りが強くて、二煎目はまろやかで丸みを帯びていたプーアル茶らしいお味でした。

『プーアル茶芸』という本の中に、「普洱茶色如琥珀,香如樟木,口感綿滑,喝后舌底鸣泉。」という記述があり、これはまさにいいプーアル茶の特徴です。プーアル茶の茶水は琥珀色、香りは樟(くすのき)如く、口当たりがまろやか、飲んだ後は、しっかりと甘みが戻ってくるという意味です。皆さんはプーアル茶を購入される際に、ぜひこの基準をご参考ください。

 

あっという間に1時間15分を経ちました、また、また15分をオーバーしてしまいました。この教室の時間は、私と川嶋さんにとっても至福の時間です、大好きで、楽しいから、続けられます。これからも楽しく続けたいと思います。今回は残念ながら、写真撮るのを忘れてしまい、参加者より写真を頂きました。教室の風景の写真がなくて、お許しください。次回はしっかりと任務を果たすように。(笑)

最近、茶席にこのような飾りをしています。

写真は四不小和尚と言いまして、考え過ぎず、言わず、聞かず、見ずという意味です。

 

このような感じで、第16回無料中国茶教室を無事に開催致しました。

次回‐第17回は、季節の緑茶を予定しております。今のところは、中国では知らない人がいないほど、有名な洞庭碧螺春を考えています。ご興味のある方は、ぜひお申込みください。

そして、申込方法は少し変更があり、簡単に言うと、これから先3ヶ月までの教室のお申し込みができます。ただし、一度のお申し込みは一回分しか申し込めないこと。例えば、4月1日に教室を申し込まれたとして、4月の教室が満席になった場合、5月のお申し込みになります、同様、5月の申込が定員になった場合、6月の申込になります。3ヶ月先まで、申込可能になります。一度申し込んだ教室を受講してから、次回の教室の申込が可能になります。こうする理由は、今まで、満席で断っていた方が多くて、できれば、今月ではなくても、参加できるようにして、せっかくなのでもっと多くの方に体験して頂きたいからです。試行錯誤しながら、改善していきたいと思います、これからもぜひ宜しくお願い致します。

では、4月に皆さんにお会いできることを楽しみにしております。

 

2021年3月31日

一茶一酒 ありす